特殊詐欺受け子の少年事件で保護観察となった事例

事件の種類: 少年事件・詐欺事件

依頼者: 10代・男性

事件の内容

特殊詐欺の受け子としてキャッシュカードを受け取り、さらにATMを使用して被害者のキャッシュカードから現金を引き出した事例。複数の余罪があり、少額ながら利益も受け取っていました。

事件の結果

本件は再逮捕勾留、少年鑑別所と身体拘束が続き、少年の身体拘束は合計で2か月以上に及びました。
弁護士は警察や検察官を介して被害を受けた方々に連絡をとり、謝罪を行ったうえ、両親の援助を得て全額には及ばないものの一定の被害弁償をおこないました。一部の被害者からはお許しをいただくこともできました。少年は反省の気持ちを深くし、親族の監督や就職先の確保といったやり直しに向けた体制作りができました。少年は、少年院に行くことなく保護観察を受けて社会内で更生の道を歩めることとなりました。

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