投資詐欺で立件前に示談した事例

事件の分類：　刑事事件・詐欺事件
依頼者：　50代・男性

事件の内容

依頼者が、知人であった被害者に対し、実体のない投資をもちかけて勧誘し、数百万円をだまし取った事案。被害者は警察に被害相談を何度かしており、警察から依頼者に所在確認の電話がきていました。

事件の結果

逮捕される前の段階で受任。弁護士が警察に確認をとったところ、まだ被害相談の段階で正式な被害届は出ていないとのことでした。弁護士は被害者に連絡をとり、示談のお願いをしました。依頼者は被害全額を一括でお返しするだけのお金をもっていませんでしたが、少しでも取り戻したいという被害者のご意向もあり、被害者に分割で弁済する提案をし、支払い続けるかぎり被害届は出さないという示談が成立したため刑事事件化を防ぐことができました。